【ポケモンSM】シーズン2シングルレート使用構築 ~ブルームシャインヒードラン~【最高2008】
~最初に~
初めまして、まーくと申します。
遅れながらS2お疲れ様でした。
ポケモンを7世代から始めた自分がオリジナルの構築で無事レートを2000代に乗せることができ、自分の中にだけ構築を留めるのは少々もったいないかなと思って構築記事を書くことにしました。
構築記事を書くこともブログを書くことも初めてなので、少々慣れてない部分があり、拙い文章になるかもしれませんが見てくださると嬉しいです。
では、構築の紹介の前に今シーズンの戦績を。
今回使用した構築と戦績はこんな感じです。 今回の構築の強みを大雑把にまとめると、
・読まれにくい
・ブルルヒードランヤドランガラガラを基とした素晴らしい相性補完による有利なサイクル戦
といった感じです。
どうでも良いかもしれませんが、シーズンの始めの方は全く違う構築を使用していて、レートが1800代から伸びなくなったためこの構築に途中で変えました。なので、この構築の実際の戦績は200戦程で勝率は6-7割だったかと思います。 また、1900→2000では1回しか負けてない上に、2000乗った瞬間に満足してレートを中断したので、後の祭りですがもう少し伸ばすことができたかもしれません。
自慢はこれまでにして個体紹介へと移っていこうと思います。
〜個体紹介〜
ヒードラン@草Z
性格:控えめ
特性:貰い火
努力値:H244 C236 S28
技構成↓
オーバーヒート/大地の力/原始の力/ソーラービーム
調整↓
H:グラスフィールド込み無補正A252ガブリアスの地震確定耐え
C:無補正H252スイクン、レヒレをフィールド無しで確1、フィールド込みでD4ガブリアス確1
S:余り、無振り80族抜き
今回の構築の地雷枠券エース枠。 PGLによると草Zを持ってるヒードランは当時1-2%程しかいなかったのでまず読まれません。
草Zヒードランにすることの利点は
・レヒレ、スイクン、カバルドン、アシレーヌ、マリルリ、ラグラージ等の草抜群を持つ、一般的なアタッカーヒードランでは突破が厳しいポケモンに意表を突け、突破が可能
・こだわりアイテムを持たせているわけでもないので技の打ち分けが可能
・毒みがまもヒードランを警戒して打ってくる挑発、叩き落とすが刺さらない
であり、中々使い勝手がいいですがもちろん下記のように欠点もあります。
・火力UPアイテムを持たせていない上、積み技もないため全体的な火力が低い
・ソラビに1つ技枠をとられているため、炎技は火力か命中かの選択になってしまう(火炎放射or大文字orオバヒ) といったところです。
自分は炎技はサイクルを基本回すのでC下降は何とかなる、H252盾ギルガルドを確1にできるようにオバヒを採用しました。 少し惜しい点は原始の力でリザードンYやウルガモスが確1とならない点で、それぞれ気合玉やめざ地を持ってると少々面倒ですが裏で何とかなるので問題ないです。
また、Hはかなり多めに降ってますがこれのおかげでAがそこまで高くないポケモンの不一致地震やそこまで攻撃力がないポケモンの一致抜群技、そこそこ攻撃力が高いポケモンの不一致抜群技程度なら1回耐えてくれることが多かったので良かったです。
余りのSについてですが、元々トリル下で戦う予定だったので無振りでも良かったのですが、特に他に振りたい所もないので無振りカメックス等を意識して余りを振りました。
ラスカノについてですが、特に打ちたい環境に多い相手が気合玉持ちテテフやゴーストZミミッキュ(オバヒはミミッキュに低乱1発)くらいだったので、切ってギャラマンダの交代読みやリザードン、ウルガモスに刺さり、全能力上昇でワンチャンスを作れる原始の力を採用しました。
このヒードランは主に草Zによって、元々有利なリザードンやカプ系などだけでなく見られる範囲が広がってるので主に先発で出し、ボーマンダやガブリアス、ルカリオ、バシャーモ等々の地震持ちや格闘の物理アタッカーと対面した時にメガヤドランに引いてトリルを貼り切り返すという感じの立ち回りが多かったです。詳しい(?)立ち回りはまた後々紹介します。
ただ注意しておきたい点が特化眼鏡レヒレの水技で確1をとられてしまうので、グラスフィールドやトリルを組み込んだ構築でなければ抜かしてる可能性を高めるためにSに多めに降るべきかもしれません。
まだ書こうと思えば書けますが、ヒードランの事だけ無限に書いても仕方ないのでそろそろここら辺で。
強い特性とタイプのおかげもあってサイクルも回しやすく、選出率は堂々の1位でした。
ヤドラン@メガヤドランナイト
性格:図太い
特性:再生力→シェルアーマー
努力値:H244 B236 C28
技構成↓
熱湯/冷凍ビーム/怠ける/トリックルーム
調整↓
メガヤドラン : 【トリル搭載補完型】メガヤドラン - ポケモン育成論サンムーン - ポケモン徹底攻略(ポケ徹のるるろろさんの調整を拝借させていただきました。ありがとうございます。)
物理への圧倒的な耐性と急所に当たらない安心感。
このポケモンは主に物理アタッカーに後出しし(環境に多い高速物理アタッカーポケモンには滅法強いので結構信頼できる)、トリックルームを貼った後、裏に引いたり熱湯で火傷をいれたりなど中々仕事をしてくれました。
やはり、B種族値180は伊達ではなく、トリル下だと抜群をとられるミミッキュに勝つこともしばしばありました。Cの種族値も130と並以上にあり、トリルアタッカーとしても動くこともでき、本当に強かったです。
また、シェルアーマーによる急所を引かない安心感も素晴らしく、無理やり積んで突破しようとしてくる相手にも試行回数を稼ぐことで火傷をいれて機能停止することができ、目立たないながらも強い特性であると思いました。
言わずもがなかもしれませんが、サイクルをガチガチに回す場合は特性を活かすためにメガしないほうがいい場合もあります。
構築によりますがガブリアスやボーマンダ等の龍が他で何とかなり、ナットレイやハッサムなどの鋼が重い場合は冷ビを大文字にしてもいいと思います。
ただ特殊方面はそこまで固くないので、偶にいるボーマンダの流星群などの両刀型ポケモンには注意しましょう。
このパーティーの主なトリル要因として使用していたため、選出率は1-2位。
ガラガラ(アローラの姿)@太い骨
性格:意地っ張り
特性:避雷針
努力値:H108 A252 S148
技構成↓
フレアドライブ/シャドーボーン/ホネブーメラン/鬼火
調整↓
H:無補正C252ヒードランの大地の力確定耐え、特化メガルカリオの地震低乱数一発(6.3%)
A:極振り
アローラ地方にやってきて超強化された超火力の持ち主。
このポケモンはヤドランに後出ししてくることが多い電気タイプのポケモン(ボルトロス、カプコケコ等)に滅法強く、相手のボルチェンも防ぐことができるため、電気タイプのアタッカーポケモンと対峙した時にはガラガラに引き、太い骨による高い攻撃力から撃たれる一貫性の高いシャドーボーンを打って交代先に負担をかける使い方が多かったです。
実際に火力は本当に高く、耐久力が余りないポケモンは一発で軽々と持っていくことができました。
耐久面もそこそこあり、不一致抜群技程度なら耐えてくれることが多々ありました。
そして、地面技のホネブーメランはグラスフィールドで半減されず相性抜群でした。
鬼火の枠については、最初は害悪対策用兼相手のラス1に強い滅びの歌で運用する予定だったのですが、後述のミミッキュとの呪いとの役割が少々被ると思い、交代や不意打ち読みで火傷をいれ機能停止させることが可能な鬼火に落ち着きました。骨をグルグルさせるのも可愛いですよね。
また、耐久指数が高めなポケモンが多く、壁ターンを稼ぐことが比較的容易と思ったので瓦割りも外しました。
このポケモンは叩き落とされると一気に弱体化しますが、それをとっても強いポケモンなので是非運用してみてください。
トリルアタッカーや電気の一貫性を切る重要な役割を担っていたため選出率は3位。
ポリゴン2@進化の奇石
性格:図太い
特性:トレース
努力値:H244 B166 D100
技構成↓
放電/イカサマ/毒毒/自己再生
調整↓
H:16n-1
B:余り
H-D:特化カプ・テテフのサイキネ確2耐え
耐久力ぅ…ですかねぇ…
本当に、叩き落とされなければ(叩き落とされたとしても並の耐久はあるけれども)耐久力が鬼みたいに高いです。
基本的には相手に放電や毒毒で状態異常を巻いて自己再生で粘ったりサイクルを回して時間を稼ぐ、積んでくる物理アタッカーにはイカサマで返り討ちにする、といった感じの基本的な運用です。
この形は自分依存の攻撃技が実質放電のみのため、特性はダウンロードではなくトレースにし、強特性のコピーによる更なる性能の強化が行えるようにしました。
また、一致抜群技を喰らうルカリオ、バシャーモ等の格闘タイプポケモンはヤドランやガラガラ等で対処できるので相性が良かったです。
最初はこの高い耐久力を活かして放電の枠をトリルにしたのですが、挑発を打たれた時に攻撃技がイカサマのみになる、イカサマだけだと攻撃技が不十分と思い放電に変えました。
対策されてなければこのポケモン一体で3タテできる時まであり、困ったら入れとけばなんとかなる的な感じでもあったので選出率は3-4位。
カプ・ブルル@突撃チョッキ
性格:意地っ張り
特性:グラスメイカー
努力値:H252 A196 S60
技構成↓
調整↓
H:16n+1(∵グラスフィールドの恩恵を受けやすくするため)
A:余り
S:4振り81族(ミロカロス、ギャラドス)抜き、準速50族抜き
この構築の守り神枠。
兼グラスフィールドの展開やヒードランとの圧倒的な相性補完によりサイクル戦を有利に回す…はずでしたが、ヒードランが草技を使えるため思ったよりも選出する機会が無かったです。
ですが、高い攻撃力から繰り出されるウッドハンマーによる相手への負担やウッドホーンによる回復技とは思えない火力などによりしっかりと出た試合には活躍してくれました。
因みにストーンエッジや馬鹿力は交換読みで打つことも多く、自然の怒りや思念の頭突きを入れるのもありかもしれません。
また、岩石封じはトリルとの相性がイマイチなのでエッジを採用しました。
持ち物のチョッキのおかげで、防御面だけでなく特防面も固くなり、4倍弱点の毒技以外は抜群技でも耐えてくれることが多かったです。
カプの中で一番弱いと聞くこともありますがそんなこともないと思います。
選出率は以外と低く4-5位。
ミミッキュ@気合の襷
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
努力値:H4 A252 S252
技構成↓
影うち/じゃれつく/呪い/トリックルーム
相手として出されても型が多すぎて読めないですよね…
元々この枠はソラビを腐らせないためのリザY、受け出し性能が高くガルーラ等に強いナットレイだったのですが、最終的に相手の積みエースのストッパー等の役割としてトリルミミッキュを採用することになりました。
枠構成は割とテンプレ(?)的なもので、襷を潰せる影うち、タイプ一致技のじゃれつく、身代わりを使う害悪戦術やバトン戦術に強く自主退場も可能な呪い、型のコンセプトのトリルとなっております。道連れも試してみたのですが思ったタイミングで必ず死ぬことができなくてイマイチ使い勝手が悪かったです。まだ試してませんが、いたみわけをいれてみるのも面白いと思いました。
持ち物はフェアリーZで最初使ってましたが、受け出しでも確実にトリルを貼れ、ヒードランのZと競合しない襷を選びました。正直一長一短なのでどちらでもいいと思います。
努力値は襷を持たせてるため、変な耐久調整をしてもしょうがないと思ってトリルしてない状態での対面性能を上げるためにASに最高まで降りました。(努力値を振り直すのが面倒で個体を使い回したのは内緒)勇敢最遅などでもいいかと思いますので、そこはお好みで。
基本的にヤドランがトリルを貼りづらい場合や呪いが刺さってる時に選出してたので、選出率は5-6位。
〜簡単な立ち回り紹介〜
ヒードラン+ヤドランで見れる範囲が広いので、選出は7、8割ヒードラン+ヤドラン+αでした。
先発にだしたヒードランが有利になる対面(リザードン、ギルガルド、カバルドン、鈍足水等)はそのまま居座ります。基本的に相手はレヒレ等の受け出しできる水タイプポケモンかガブリアス等の地震持ちでこちらから打点がほぼ無い可能性が高いポケモンを投げてくるので、交代読みで草Zを打ってもいいのですが、外した時が痛いことも理解しておきましょう。
そして、ガブリアス、バシャーモ、ルカリオ等の不利な物理アタッカーと対面した時はヤドランに引き、トリルを貼ります。
その他のどちらでも不利なゲッコウガやめざ地ウルガモス、ゲンガー等は裏のポリ2やミミッキュで誤魔化します。
かなり乱雑に書きましたが、基本的な立ち回りはこのような感じで、実際はもっと柔軟的に立ち回ることが出来れば結構勝てると思います。
反省点としては、フシギバナや受けル構築が結構辛めだったのでやや役割が薄めだったミミッキュの枠を変えてもいいかなと思ったところです。
最後に、あまり面白みもない記事を最後まで見てくださってありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。
まだポケモンも始めたばかりですがS3でも2000⤴︎、行けそうなら2100⤴︎を目指していこうと思います。
草zヒードランは強い。